口腔外科

口腔内の疾患はむし歯や歯周病だけではありません。親知らずによる痛みや顎関節症なども多く相談に来られます。またヘルペス性口内炎や口腔がんなども口腔内の疾患としてあげられます。このような症状に対する治療は口腔外科の分野です。

咬み合わせがズレてしまうことで、むし歯や歯周病のリスクも高まる上に、近年では頭痛や認知症のリスクが高まるというデータもあります。病気や悩みを治しても正しく噛めなくなってしまうと、健康寿命を下げてしまう結果を招いてしまいます。

ユキデンタルオフィスでは、長く口腔外科を専門的に携わってきたからこそ、咬み合わせを重視した治療を行っております。

琉球大学医学部附属病院で7年、様々な知識と技術の研鑽に努めてまいりました。

他院では難しいとされるケースの親知らず抜歯から顎関節症の治療、各種粘膜疾患の早期発見など院内で幅広く対応できます。
口腔がん等といった疑いがある場合は、すぐに精密検査が行える病院へ紹介します。(琉球大学府医学部付属病院当時の上司や同僚が様々な病院におりますので、より迅速に紹介できるネットワークも当院の強みです)

また、糖尿病や腎臓病、心臓病といった全身の疾患を患っている患者さんの歯科治療は特に細心の注意が必要です。
治療の際は琉球大学医学部附属病院での経験を活かし、各疾患をお持ちの患者さんへの治療にあたるとともに、必要に応じて医科の検査データ確認し、患者さんの主治医に電話等で事前確認を行います。

口も体の中の一部でありますので、医科・歯科連携を念頭に、患者さんに安全で正確な歯科治療を提供いたします。

口腔内の粘膜疾患の診断力には自信を持っております。

通常、口腔内の疾患は見逃されがちで、進行して初めて知る事が多いですが、当院では通常の歯科検診時から粘膜疾患の疑いもしっかり確認し、必要であればすぐに専門機関へ紹介するようにしております。
この各種粘膜疾患の良性・悪性の見極めは町の歯科医院としてとても重要な役割だと感じています。

粘膜疾患によっては、口腔がんを併発してしまう恐ろしい疾患もあります。
主な粘膜疾患は以下の通りです。

• 白板症
• 口腔カンジダ症
• 扁平苔癬
• 口腔乾燥症
• 各種ウイルス性疾患
• 義歯性褥瘡
• 尖ったむし歯による舌や粘膜への機械的刺激

お子さんが転んでしまったり、交通事故などで口腔内の骨折や歯が破損した状態で来院されるケースもあります。

このような際は結紮と言って部位の固定が必要になることがあります。翌日まで待ってしまうと元に戻らなくなってしまいますので、急いで来院ください。
このような外科処置も勤務医時代含め、数多く処置しております。

顎関節は下顎の骨と頭蓋骨を結ぶ関節です。(口を開け閉めすると動く、耳の少し横の箇所です)
「口が開けにくい」「口を開閉するとゴリゴリ音がする」「食事をすると顎が痛い」といった症状が顎関節症の主な症状です。

生活習慣の癖が原因で起こるか方もいらっしゃいますが、歯科治療時に入れた補綴物が原因で顎関節症になる方もいらっしゃいます。

当院では顎関節症の種類に合わせ、薬物療法やマウスピース療法で治療します。
また診断の結果、一歩踏み込んだ処置が処置が必要と判断した際はしかるべき機関へ紹介します。

抜歯はこれまで専門的に行ってきたこともあり、数多くの症例があります。
ユキデンタルオフィスでは、他院では難しいとされるケースの親知らずであっても、ほぼ院内で対応できます。
(専門的な設備が必要と判断した際は、専門機関へ紹介します)

抜歯に対し、恐怖心の強い方には『笑気吸入鎮静法』も行っております。

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。深刻になると日中の眠気が交通事故につながったり、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まります。

ユキデンタルオフィスでは内科などで睡眠時無呼吸症候群と診断された方向けにマウスピースの作成を行っております。

糖尿病、高血圧、腎疾患、骨髄疾患などといった全身の疾患をお持ちの方の外科処置にも対応しております。

当院の院長が琉球大学医学部附属病院 歯科口腔外科での勤務していた際、1番最初に学んだことが全身疾患と外科処置でした。全身状態を知ったうえで局所治療に取り組む重要性を多く学びました。
患者さんの服薬しているお薬など確認させていただき、安全で正確な治療を実践いたします。