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2021.06.16

舌・歯肉・粘膜にできた口内炎|その原因とは


こんにちは。ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀

舌や歯肉、粘膜に口内炎ができてしまうと、食事の際やお話しされる際に、どうしても下の歯に触れてしまい、日常生活を送る上で結構なストレスの原因となります。

舌の裏に慢性的な刺激を口内炎に対して与え続けることになるので、いったん舌の裏に白いできものができてしまうと、なかなか治らないことが多いです。

このようなしぶとい口内炎に関しては、歯科医院で治療をした方がスッキリ治ってしまうことが多いのですが、お忙しい方はなかなか歯科医院へ通うのも難しい方もおられるでしょう。

今回は自宅でのケアも含めて、舌や歯肉、粘膜にできた口内炎に対してどう対処していくのか、またケースによっては違う病気も隠されていることもありますので、詳しく見てきましょう。

舌・歯肉・粘膜にできた口内炎は4つの原因がある

口内炎がよくできやすい方は、すくなからず存在します。「そもそも、なぜ口内炎ができてしまうのか?」といった理由について知ることでリスク要因を回避し、口内炎ができにくい生活習慣・口内状態を目指しましょう。

偏った食生活でビタミンが不足する

皮膚や粘膜の状態を正常に保つ作用があるビタミンB群やビタミンCが不足した食生活は、口内炎を引き起こす要因となります。

ビタミンB群は鮭や豚肉、マグロなどに含まれており、ビタミンCは柑橘系の果物に豊富に含まれていますので、これらのビタミン摂取を意識したバランスの良い食生活を目指しましょう。

仕事が不規則な方など、どうしても食事が偏りがちな方はビタミンB群のサプリメントで補うのも対処法の1つです。

むし歯や入れ歯の刺激

むし歯で歯に穴が開いている方は、穴そのものが尖っていたり、また気になって自身の舌で触ってしまいがちです。それらが舌の刺激となり、口内炎を引き起こす要因となるケースがあります。

合っていない入れ歯も同様の考えで、たとえば義歯の端が尖っていれば、舌や歯ぐきを傷つけてしまい、口内炎のリスクが高まります。

睡眠不足や疲労などのストレス

「最近、満足に寝られていない」「職場の人事異動で環境が大きく変わった」といった方は、知らず知らずの内にストレスが蓄積しているかもしれません。

体の免疫力の低下を引き起こしますし、緊張状態が続くと交感神経の兼ね合いで唾液分泌量が下がりお口が乾いた状態になりやすいです。

ストレスやそれに関連した緊張によるお口の乾燥は、小さな傷であっても炎症を起こして口内炎になりやすいです。

不衛生な口内環境とお口の乾燥

毎日のブラッシングを怠りがちな方や「そういえば歯石除去、何年もしていないな…」といった方は、お口のプラーク(細菌)が溜まり、衛生環境が悪化しているかもしれません。お口の衛生的な環境が悪くなると口内炎を生じやすくなります

また、唾液の分泌がすくない方も天然の自浄作用が減少している可能性がありますので、特にスポーツ時や夏場の熱い時期などはこまめに水分補給してお口の潤いを保つことも、口内炎の予防につながります。

2021.05.31

顎関節症の治療はおもに4種類|それぞれの治療法や治療期間も解説


こんにちは。ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀

顎関節症の治療法は「歯科医師をはじめとする医療従事者によっておこなうもの」と「自分でおこなうもの」この2つに大別されます。

治療期間は個人差があるのですが、概ね1カ月~半年程度で痛みや症状が軽減されるケースが多いです。

まずは詳しい治療法を見ていきましょう。

顎関節症の治療

顎関節症は時間の経過とともに症状が軽くなっていくことも多くあるため、手術などいわゆる外科的な治療をおこなうことは、基本的にありません。

ではどのようにして顎関節症を治療していくのでしょうか?具体的な顎関節症の治療法は以下4つです。それぞれの項目について深く掘り下げていきましょう。

薬で症状をおさえる

いわゆる「薬物療法」と呼ばれるものです。特に急性症状ではすみやかに痛みを落ち着かせる必要があるので、消炎鎮痛薬を処方するケースも少なくありません。

マッサージをする

顎関節症の治療はマッサージも有効な手段の1つです。マッサージには「医療従事者がおこなうもの」と「患者さんが自分でおこなうもの」の2つに分かれます。

○物理療法|医療従事者がおこなうもの
低周波治療による電気刺激や手指でマッサージしたり、ホットパックなどによる温熱療法をおこなったりなどして、筋肉の血流を促して痛みを緩和させます。

○運動療法|患者さんがおこなうもの
開口訓練や関節円板のずれを元に戻すような運動、または顎周辺や筋肉のストレッチ指導をおこない、お口を開けられる量を徐々に増やしていきます。

開けづらくなったお口が元通りになるようには、患者さんご自身でマッサージして筋肉をマメにほぐす作業が必要です。

顎関節症の症状に応じてこれらの指導メニューは変わってきますので、詳しくはかかりつけ医にご相談ください。

マウスピースを装着する

顎関節症が起こってしまう理由の1つとして、歯ぎしりや噛みしめが強いというケースが挙げられます。

そういったリスクファクターのある方に関しては、マウスピースを装着しもらって顎関節の負担を和らげることで顎関節症の症状を緩和させていきます。

生活習慣の見直し

顎関節症は強い精神的ストレスで、知らず知らずのうちに歯を噛みしめたり、食いしばったりすることで顎関節を痛めてしまう方もおられます。

そのような方には症状改善というよりは、生活習慣の見直し=根本原因の改善に努めた方がよいケースもあります。

顎関節症の治療期間

顎関節症の症状によっても、かなりの個人差があります。治療期間は概ね1カ月~半年くらいの間に症状がおさまるケースが多く、約7割の方は1年以内に症状が落ち着くといわれています。

つまり、顎関節症特有の不快感や不自由さは、時間の経過とともにさほど感じなくなっていくことも多いのです。

顎関節の雑音(ガクッと音がなるなど)程度の症状であれば、そのまま様子を見てみるのも方法の1つです。しかし「痛みが増していく」「不快症状が1カ月以上継続している」といった方は、一度歯科医院を受診してみましょう。(もちろん、当院でも受診はできます!)

2021.05.21

顎関節症とは?|症状や何科にかかればよいのかを解説


こんにちは、ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀

「顎が痛い」「お口が開きにくい」「顎を動かすとカクカクと音がする」これら3つの症状のうち、1つ以上当てはまる方は、もしかすると顎関節症かもしれません。

今回は顎関節症の代表的な3つの症状についてや何科を受診すればよいのかまで解説いたします。

顎関節症|3つの症状

顎関節症は以下の3つが代表的な症状です。痛みがひどくなってくると、口が開かなくなってしまったり、お口以外の器官(頭や首・肩など)にも痛みの連鎖が起きたりするケースもあります。

これら3つの症状のうち、1つでも当てはまる場合はあまり我慢し過ぎず、早めにかかりつけ医へ相談されることをおすすめします。

顎を動かしたら痛い

食事の際や会話中などのタイミングで、お口を開いて動かそうとする際、こめかみや耳の前の方・頬付近に痛みを感じます。

特に硬い食べ物を召し上がると顎の痛みが増す傾向にあり、痛みが強い方は何もしなくても顎やその周辺が痛むという方もおられます。

また本格的な痛みはなくとも、食事のあとに顎が疲れたりくたびれたりする方も、顎関節症の可能性があります。

顎関節の雑音がある

お口を開いた際に顎のあたりから「カックン」「ジャリジャリ」というような音が出る、いわば雑音があるのも顎関節症の初期症状です。

この場合、症状としては「雑音がする程度でほかに痛みなどの症状はない」と言われる患者さんも少なくありません。そのようなケースでは経過観察をして、今後の様子を見ていくこともあります。

お口が開きにくい・開けない

「お口が開けない・開きにくい」というのは、具体的にどの程度のレベルであるのかと言うと、「人さし指から薬指までの指3本分がお口の中に入っていきづらい」という方は、顎関節症を疑います。

日常生活においては「あくびにも気を使うくらいに顎が痛い・開けづらい」といったイメージです。

顎関節症になったら何科に行く?|まずはかかりつけ医に相談しよう

自分自身が顎関節症かもしれないな、と思われた方は、歯科医院の中でも「口腔外科」と標榜されている歯科医院を受診されることをおすすめします。

もちろん、ユキデンタルオフィスでも顎関節症の診察をおこなっております!

2021.04.30

笑気吸入鎮静法は健康保険適用の対象|費用について解説


こんにちは、ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀

歯科医院で行われる一般的な局所麻酔法とは違い、笑気吸入鎮静法は特殊な麻酔法なので「自費扱いになるの?」と疑問を持たれる方は少なくありません。

笑気ガスを取り扱っている歯科医院自体がとても少ないので、患者さんがそう思われるのも無理はないでしょう。

しかし、結論から申し上げますと、笑気吸入鎮静法は基本的には健康保険が適用されます

笑気吸入鎮静法の費用|一般的なケース(3割負担)の場合

一般的なケース(会社員の方・3割負担)で考えますと、笑気吸入鎮静法にかかる費用はおおむね700円~800円前後かかってきます。そこにむし歯などの治療にかかる費用が別途加算されるイメージです。

笑気って、思っていたよりも費用がかからないんだね~」とおっしゃる患者さんも多く、費用面に関しては取り組むハードルが低めであることも笑気吸入鎮静法の大きなメリットです。

例を挙げると、3割負担の患者さんが30%濃度の笑気ガスを20分間吸入し、治療を受けたケースでは笑気吸入鎮静法のみの自己負担金額はおおむね700円前後です。

また、笑気吸入鎮静法の詳細な費用は、以下の要因によっても前後いたします。

・健康保険の負担割合
・笑気の濃度や吸入した時間
・患者さんの肺活量

笑気は、患者さんのお気持ちの状態やご年齢などで効き方には個人差があります。当院では、一人ひとりに応じた濃度や吸入時間を調整いたしますので、詳しくはお気軽にお尋ねください。

健康保険が適用されるケース

「笑気吸入鎮静法は一部の疾患(病気)しか、健康保険が適用されないのでは?」と疑問を持たれる方も中にはおられますが、そのようなことはございませんよ!

一例を挙げますと

・むし歯の治療
・ 抜歯の治療
・外傷をした際の外科的な処置

など、さまざまな症例に対して笑気吸入鎮静法は健康保険が適用されるのです。
つまり、通常の保険診療でも適用される病気(疾患)に関しては、局所麻酔と同様に笑気吸入鎮静法についても健康保険が適用されるというわけです。

健康保険が適用されないケース

反対に、笑気吸入鎮静法について健康保険が適用されないケースは、インプラント治療をはじめとする「自費診療」などが該当します。

治療内容が自費診療扱いの場合であれば、笑気吸入鎮静法だけに健康保険を適用させることはできませんので、ご留意ください。

2021.04.23

笑気吸入鎮静法|治療の流れを解説


こんにちは、ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀

前回のブログ「笑気吸入鎮静法の特徴と安全性について」で、笑気吸入鎮静法は思っていたよりも、安全かつ副作用のすくない治療であることがお分かりいただけたでしょう。

今回は「どういった流れで笑気吸入鎮静法は行われるのか?」といったことを解説いたします。

笑気吸入鎮静法の治療の流れを大別すると4つに分けられます。実践的な笑気吸入鎮静法の手順が理解できることで、患者さんの歯科に対する恐怖心や不安感を軽減する一助となれば幸いです。

手順➀ モニタリングの下準備

笑気を吸入する前に、モニタリングの準備は欠かせません。患者さんのささいな体調変化を見逃さないように、血圧計やパルスシメータなどを装着して、事前準備をします。

手順② 鼻マスクを装着する

患者さんに笑気を吸ってもらうための鼻マスクを装着いたします。装着後は徐々に笑気濃度を20~30%程度に上げていきますが、笑気には「至適鎮静濃度」といって、効き過ぎないように、ちょうどよいバランスを保つ必要があります。

したがって、バイタルサインを取りつつも、患者さんの表情そのもの(目の瞬きや焦点)や呼吸の動きに対しても気を配りながら、こちらの呼びかけに関してもきちんと応じてくれているか?といったチェックを行っていきます。

手順③ 歯科治療の開始

バイタルサインや呼吸・表情などを判断材料に、患者さんが十分にリラックスできたのを確認してから、いよいよ治療がスタートいたします。

患者さんが治療中に痛みを訴えた場合は局所麻酔を追加していきますが「麻酔は怖い」と抵抗感が強い方でも、笑気の効果によってリラックスした状態になっているので、スムーズに治療を進めていきやすいです。

なぜならば、笑気には鎮静・鎮痛作用がありますので、笑気を用いたケースではリラックスすると同時に痛みを感じにくくもなるからです。

つまり、笑気を吸入させた状態で麻酔を行えば「痛みをとるための麻酔が痛い」といったストレスが軽減された状態で治療を受けられるというわけです。

手順④ クールダウン

治療後は速やかに笑気吸入を中断し、100%濃度酸素を5分以上吸入していただいたあとは、鼻マスクを外して、患者さんに足元のふらつきや気持ちの悪さなどがないか確認してから、待合室へとご案内いたします。

笑気の効果は、発現もスピーディーですが、消失に関しても速やかな点が大きなメリットの1つ。しばらく待合室でお待ちいただきクールダウンをしてもらえれば、そのままご帰宅してもらうことが可能です。

2021.03.31

笑気吸入鎮静法の特徴と安全性について

歯周病とはどういう病気?

こんにちは。ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀

歯の治療は誰にとっても抵抗感を抱くものです。

患者さんにとっては何をされるのかわからないし、苦しそうだし、口をずっと開いていなければならない。
そして何よりも「歯医者=痛い」というイメージが未だに定着し続けています。

そんな歯の治療にまつわる不安や恐怖心を軽減し、楽にしていくのが「笑気吸入鎮静法」(しょうききゅうにゅうちんせいほう)です。

笑気吸入鎮静法とは

笑気吸入鎮静法とは、副作用が非常にすくない安全な鎮静法のことです。
笑気と高濃度酸素が混合された笑気ガスを鼻から吸ってもらうだけで、鎮静状態が得られます。

実際に笑気吸入鎮静法を体験された患者さんは「うっとりした気分になった」「うとうと眠ったような気持ちで治療を受けられた」といった感想をいただいています。

笑気吸入鎮静法は安全なのか?

「鼻からガスを吸っても大丈夫なの?」「身体に影響はないのか」といった質問をよく受けます。
結論から言いますと、笑気ガスは治療後30分以内に体外からスピーディーに排泄されてしまうので、副作用が非常に少ないです。

呼吸器や循環器にほとんど影響を与えることなく、肝臓にも負担をかけませんので肺や心臓に障害を持っている患者さんにも適用できますし、数分休んだあとはすぐに車の運転などもおこなえます。

もちろん、笑気吸入鎮静法を安全に受けていただくためには、治療前後のバイタルチェック(血圧・脈拍数・動脈血酸素飽和度など)は欠かせません。

当院では適時モニタリングをおこない、よりリラックス効果が高まるように細心の注意を払って治療していきますので、どうぞご安心ください。

笑気吸入鎮静法に向いている人・向いていない人(禁忌症)

ここまで解説してきましたが、笑気吸入鎮静法は適用できる方とそうでない方(禁忌症)がいます。

笑気吸入鎮静法が向いている人

・不安感や恐怖心の強い方

・血圧の高い方や心臓に病気を持っている方

・口の中を触られると吐き気を催しやすい方(嘔吐反射の強い方)など

笑気吸入鎮静法が向いていない人

・鼻づまりなどで鼻呼吸ができない方(鼻から笑気を吸うからです)

・妊娠されている方

・喘息など呼吸器疾患のある方

・体内に閉鎖腔のある病気の方(中耳炎や腸閉塞、気胸など)

・過換気症候群の方

・パニック障害の方など

今回は笑気吸入鎮静法が副作用のすくない安全な治療法であることをご説明していきましたが、それでも「笑気ガスを吸うのは抵抗がある」という方は、別の方法も検討・ご提案しながらオーダーメイドで治療計画を立てていきますので、お気軽にご質問してください。

2021.03.22

二段階麻酔法|痛みを回避する手法とは

こんにちは、ユキデンタルオフィスの小場です😀

「注射」というワードが出てきただけで、拒否反応を示す患者さんは実に多くいらっしゃいます。

私自身も歯科医師になる前は麻酔されることがとても苦手だったので、麻酔に対してご不安な気持ちを持つ心情は十分に理解しているつもりです。

しかし、残念なことに歯科治療で痛みを抑えるために麻酔をすることは避けて通れません。
だからこそ、当院はできる限り麻酔の痛みを回避できる心配りを大切にしています。

前回のブログ「歯科恐怖症には、2つの「ない」を目指す」でもすこし触れましたが、今回は、具体的な麻酔の痛みをすくなくする方法をご説明します

なぜ痛みを抑えられる?二段階麻酔法とは

痛みを回避する麻酔方法としては麻酔針の痛みを和らげるため、2回に分けて患部を痺れさせていく「二段階麻酔法」を採用しています。

そもそも、なぜあんなにも麻酔の針は痛いのか?というと麻酔針を刺す際の「チクッ」とした痛みが原因です。

したがって、注射の針を刺す前の行程から痛みを感じにくくするように、針を刺す部位に対して、あらかじめ「表面麻酔」と呼ばれる処置を施してから麻酔をおこなうのです。

表面麻酔とは歯ぐきに塗るタイプのお薬のことで、あらかじめ患部に表面麻酔を塗布して、数分~10分程度じっくりと浸透させることで、歯ぐきの知覚を麻痺させるのです。

もちろん、表面麻酔に関してはまったく痛みを感じませんのでご安心くださいね😀

痛みをおさえるためにはテクニックも大切

ほかにも痛みを回避する工夫がありますが、皆さんは何であると想像しますか?よく効く麻酔を使うことでしょうか?それとも、最新の器具を使うこと?

これら器具や薬剤も、もちろん大切ですが1番肝心なことは「丁寧に麻酔を打つこと」です。

痛くない麻酔のテクニックとしては「麻酔針を打つ場所・薬剤を注入するタイミング・一定速度で麻酔を打つ」これら3つの工夫を取り入れて、針を刺すときの痛みをできる限り減らしていきます。
具体的には術者(歯科医師)の指先の圧力がかからないように、針を患部に「置く」ようにして刺していきます。

ほかにも、一気にどっと注射液が入ってしまうと圧力は高まり、痛みが増してしまうので「そーっと」麻酔液を注入する技量も必要です。

個人差はありますが、患者さんのなかには「何かが触れたような感覚だけで、麻酔の痛みは感じなかった」とおっしゃっていただけたケースもすくなくありません。

2021.02.26

歯科恐怖症には、2つの「ない」を目指す

こんにちは。ユキデンタルオフィスの小場です😀
当院では「痛くない・恐くない」この2つの「ない」歯科医院を目指しています。

「歯科医院が怖い」「治療は痛いから嫌だ」といった気持ちは、多くの人が抱いている、ごく当たり前の感情です。

歯の治療が怖いことは、たとえ大人であっても決して恥ずかしいことではありません。

実は私自身も歯科医師になる前は歯医者が怖くて「痛くない歯科医院があればいいのに」と、よく思ったものです。
だからこそ、患者さんの気持ちは大いに理解・共感できます。

そんな私だからこそ、歯科恐怖症の方を含めて一人ひとりと向き合い、快適な医療が提供できるように3つの具体的な取り組みをおこなっています。

歯科恐怖症対策➀ 徹底した事前のヒアリング

歯科医院に対して特にトラウマが強い方などは、歯科医師を目の前にすると緊張してしまい、言いたいことが言えないという方も多いです。

このような理由から、当院では問診票の段階で恐怖心を感じる方に、あらかじめ申告ができるようにしています。

その問診票をもとに、恐怖心の強い方には麻酔を伴わない治療から始めてみるなど、個々の治療方針を立てていきます。

また持病のある方などはお薬手帳を持参してもらい、万一当院で処方する薬と飲み合わせる薬の相性が良くない場合は、主治医と連絡を取り合って慎重な判断をおこなうケースもあります。

歯科恐怖症対策② 患者さんのご意向が第一

来院される患者さんのなかでは、セカンドオピニオンの方もいらっしゃいます。

なぜセカンドオピニオンしたのか、理由はさまざまですが、その根底のなかには「自分の気持ちを聞かれずに、流れ作業的に治療された」という気持ちを持って来院される方がすくなくありせん。

当院では治療のご予算や見た目のご希望などはもちろんですが、治療に対する不安や歯科医院に対する不信感のお気持ちまですべて受け止めますので、どうぞご遠慮なくお話しください。

歯科恐怖症対策③ できる限り痛みがないような配慮

誰でも痛いのは嫌ですし、嫌な思いをすれば敬遠したくなるのは当然でしょう。

当院では、物理的な痛みを解消してリラックスした状態で治療に臨めるように二段階麻酔法笑気吸入鎮静法を導入しています。

あまり聞き慣れない専門用語ですが、どのような治療法なのか?
詳しくは、次回以降のブログで解説いたしますね。

2021.02.15

ただの口内炎だと侮ってはいけない理由

なるべく神経を残す治療を心がけています

こんにちは。ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀

なかなか治らない口内炎に困った人は多いでしょう。

私は、もともと琉球大学医学部附属病院の歯科口腔外科に勤務していた経歴もあり、親知らずの抜歯を希望される方はもちろん、なかには「長引いている口内炎」が気になって来院される方がすくなくありません。

「口内炎など、我慢すれば勝手に治るものだ」と思っている方もすくなくありませんが、私が長年の臨床経験からぜひ皆さんにお伝えしたいことがあります。

それは「ただの口内炎だと思って侮るなかれ」ということです。

口内炎は「2週間」がキーポイント

結論から言うと、2週間以上長引いている口内炎や1cm以上の大きな口内炎は注意が必要な場合があります。

なぜ注意が必要なのかと言うと、口内炎(口腔粘膜疾患)の背景には、非常に多くの病変が潜んでいる可能性があるからです。

口腔粘膜疾患は、大まかに言うと3つのパターンに分類できます。

①あくまでお口のなかに限られた病変で、投薬や生活習慣の改善などで治癒する

②全身疾患の部分的な症状として口腔粘膜に症状をあらわすケース
例)手足口病・ヘルパンギーナ・ベーチェット病など

③悪性腫瘍のケース

来院される患者さんのなかでもっとも多いケースは➀ですが、②のケースもすくなくありません。
そして上記のなかで、もっとも用心するべきは③の悪性腫瘍の場合であり、これが「口内炎を甘く見てはいけないよ」というメッセージにつながります。

定期検診では粘膜部分まで細かく診てもらうことが大切

お口のがん発生頻度は、がん全体の1〜3%程度と決して多くありませんから、一般の方にはあまり認知されていないのが口腔がんの現状です。

しかし、他のがんと違うところは「患部を直接見られる」ことです。
つまり口腔がんは比較的、早期発見しやすいがんと言えます。

お口のなかは食べ物や入れ歯などで刺激に晒されて汚れやすい部分なので、容易に感染を起こしやすいです。
また、本来の典型的な形で病変が現れず、むしろさまざまな変化を起こした状態であらわれる場合が数多くあるのが口内炎の特徴と言えます。

このような特殊性からユキデンタルオフィスでは、通常の歯科検診から粘膜部分までていねいに検査して、良性・悪性の見極めをおこなうことで、わずかな変化を見逃しません。

万一、なにか疑われるようであれば、すぐに専門機関へ紹介できるパイプの太さも当院の強みです。

2020.12.21

歯科治療の料金は?保険診療における治療費の目安

保険診療の費用が分からない」とご不安な方も多いと思います😅

当院では患者さんに対して医療費の透明性を上げる努力をしております。
各治療ごとの目安は下記の通りとなります。

保険診療における治療費の目安
診療の種類 診療内容 金額の目安
初診料 初回診療の際にかかる費用です 2,600円
再診料 診療ごとにかかる費用です 490円
(再診1回につき)
レントゲン お口全体を撮影する大型のもの、お口の一部を撮影する小型のものがあります 大型4,020円
小型480円~580円
レジン治療 歯と同じ色をした詰め物をする治療です。詰める大きさによって費用が異なります 2,390円(単純なもの)~3,090円(複雑なもの)
CAD/CAM冠 歯と同じ色をした被せ物をする治療です。場所によって保険が適用されます 8,400円+材料代
(材料代は2,106円~2,590円)
金属の詰め物 むし歯を削った後、型を取って作る詰め物(銀色)の費用です 5,900円(単純なもの)~8,060円(複雑なもの)
金属の被せ物 神経の治療を終えた歯に土台を立て、強度を高めるために、被せ物(銀色)をします 9,940円(小臼歯)~11,130円(大臼歯)
義歯(総入れ歯) 歯を失った部分に入れる取り外し可能な歯です 32,410円
(上下片方)
神経を抜く治療 むし歯が進行すると、神経を取る治療が必要になる場合があります 2,280円~5,880円
(治療部位による)
抜歯 抜く歯の場所や状態、方法によって費用が異なります 1,500円(単純な抜歯)~11,500円(難しい抜歯)
動揺歯の固定 揺れている歯を隣の歯と固定することで、揺れを抑える治療方法です 2,000円(一般的な処置)
5,000円(外科的な処置)
歯周病の検査料 歯周病治療の病状判定のためにかかる費用です 2,000円(標準検査)
4,000円(精密検査)
歯周病の管理料 歯周病治療のための、永続的なお口の管理をさせていただく費用です 1,100円
(月1回)
歯石除去 歯石除去の際には、事前に検査が必要になりますので、検査料も別途かかります 660円
(お口全体の1/6部分につき)
歯科衛生士による指導処置料 歯科衛生士による歯磨き方法の指導、お口の中の管理指導などの費用です 800円
(月1回)
歯周病の初期治療 歯周病の初期に、1歯ずつ歯の根の部分にまで及ぶ歯周病治療を行う費用です 600円~720円
(1歯につき)
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